現場

ファーストライト・キャピタル × HuRoC:フィジカルAI Thinka でリバースピッチ

Human-Robot Commons(HuRoC)が、 ファーストライト・キャピタル主催のフィジカルAI特化起業家支援プログラム「フィジカルAI Thinka」の場で、 富士通の共創拠点 Uvance Innovation Studio にてリバースピッチを実施

ファーストライト・キャピタル が主催するフィジカルAI特化の起業家支援プログラム 「フィジカルAI Thinka」 の取り組みの一環として、 富士通の共創拠点「Uvance Innovation Studio(UIS)」にてリバースピッチを実施しました。

フィジカルAI Thinka リバースピッチ会場(Uvance Innovation Studio)。 フィジカルAI領域に挑むスタートアップ・事業会社・投資家・実装パートナーが一堂に会した

スタートアップからの「現場への要望」を聞く側に

当日は、 フィジカルAI領域で挑戦するスタートアップの皆さんに向けて、 HuRoC が大田区で進めている社会実装や PoC(実証実験)の取り組みをご紹介するとともに、 地域や現場と連携した実証フィールドの可能性についてディスカッションを行いました。

通常のピッチイベントが「スタートアップが投資家や事業会社にプレゼンする」構造であるのに対し、 「リバースピッチ」は逆に HuRoCのような実装パートナー側がスタートアップに自社の場を提示する 構造です。 スタートアップ側は「自分たちの技術をどこで試したいか」を直接ぶつけられる場になります。

物流・製造・インフラ・サービス — 多様な実装の要望

特に印象的だったのは、 参加スタートアップの皆さんから寄せられた 非常に具体的で熱量の高い要望 です。 物流、 製造、 インフラ、 サービスなど多様な領域において、 「どのような現場で実証したいか」「どのようなパートナーと連携したいか」 といったリアルな声が数多く共有され、 フィジカルAIの社会実装が着実に現実へ近づいていることを感じる時間となりました。

ここ数年、 フィジカルAI領域は研究室や量産工場の中で語られることが多く、 「街の中」「日常の中」での実装は限定的でした。 一方、 今回のスタートアップの方々から出てきた要望は、 倉庫や工場の中だけでなく、 商店街・住宅・公共空間・移動の現場まで広がっており、 フィジカルAIが「閉じた現場」から「開いた現場」へ拡張するフェーズに入ったことを示しています。

「現場と結びつけるハブ」としての役割

HuRoC としても、 こうした挑戦を現場と結びつけるハブとしての役割をさらに強化しながら、 大田区をフィールドとした実証や共創を加速していきたいと思います。 今後の展開がますます楽しみです。

大田区には100を超える商店街、 3,500社の町工場、 区内の空き家・廃校跡地・公共空間が広がっています。 「フィジカルAIを試す現場」として、 これだけの密度と多様性を持つ地域は、 都内でも限られています。 実証フィールド募集 を通じて、 これらの現場へのアクセス導線を整備しながら、 スタートアップが「次の一手」をすぐに試せる場として運用していきます。


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